過去にこだわることは、そのときの自分のままでいること

過去にこだわるな

あのとき、ああすりゃよかったな。

なんであんなことしたんだろ。

どうしてあのとき、もっと頑張らなかったんだ。

後の後悔先に立たずといいますが、過ぎ去ったことについて、「どうしてあのときあんな決断をしたんだろう。あんな行動をとったんだろう」とか「なんて愚かなことをしたんだ」と後悔ばかりしている人が、あなたの身近にいませんか?

いくら何回も何回も後悔してみたところで、そのときに戻って、もう一度やり直すことなんてできっこありません。
それどころか、過去を悔やめば悔やむほど、そのことにこだわってしまって、将来への希望や夢さえも見失ってしまいます。

だから、過去の出来事にこだわり続けるのは、自分で自分の人生を不幸にしていくだけだと思います。
毎日、気持ちが落ちこんでいって、どんなことにも喜びを見いだせなくなって、ますますツラくなっていきます。

後悔している自分は、過去に過ちをおかした自分のまま

あるフランスの哲学者は、「後悔とは、過去の誤った判断や行為を、心の中でもう一度繰り返すことだ」といった意味の言葉を残しているそうです。
たとえば、誤った結婚をして、離婚することになりました。「どうしてあんな人と結婚してしまったのか…」といつまでも後悔しているかぎり、結婚相手を見誤ったという過ちからは抜け出せないでしょう。

してしまったことは、してしまったこと。できれば過去のことは忘れて、未来に気持ちを向けてこそ、過去の自分から抜け出すことができる。この哲学者はそう言いたいのではないでしょうか。

心が柔軟でないと、こうしたことは難しいですが、まずは過去から抜け出す決心をすることから始めてみてはどうでしょうか。

でも本当は、いま心から楽しめること、充実感を持てることをしていれば、過去を悔やむ気持ちなど薄れていくものなのですが。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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