船はいつになったら出港するのか

船はいつになったら出港するのか

「船は港にいれば安全だが、船はそのためにつくられたのではない」
この言葉を聞いたとき、なるほどなと思ったものでした。

何か物事を始めようとするとき、そのリスクなどを徹底的に分析して、不備はないかどうかと思案をめぐらせて、結果的になかなか物事に取りかかれない状態があるとすれば、これが、「船が港にいる」状態ですね。
しかし、このような、「よく考えてから、慎重に行動する」という安全第一の傾向が強すぎると、いつまでたっても船は港から出て行くことはできませんよね。

出港しなければ、何のリスクもないわけですから、そのままでも良いという人がいるかもしれません。
しかし、船出をしなければ、船長やクルーの経験値は依然変わらずということになります。

海の向こうに何かを求めて出港すれば、どんな悪天候や荒波が待っているかもしれず、リスクは数限りなくつきまとうものですよね。
でも、だからといって、用心深いだけで何も始めようとしないのは損ですし、それでは何も得るものがありません。

出港すれば成長し、成功につながる

リスクがあってもまずは出港して、そのリスクと戦うことにこそ、自分自身の成長があります。
また、そのリスクを超えないと、真の成功は手にしがたいでしょう。
いつまでも、「失敗したらどうしよう」「成功できなかったら、大変なことになる」といったような不安にかられているだけで、いつまでたっても行動を起こさずじまいでは、新たな成果を生み出すことなどできません。

また、他人から、「そんなの、うまくいくはずがない」とか、「失敗したら多くの人に迷惑をかけることになる」「やめておいたほうがいい」などと言われて、よけいに臆病になることもあります。

まして、個人で何かを始めようとする場合は、一人で多くのことを背負い込まなければならないわけですから、なおさら臆病になるかもしれません。

しかし、誰にとっても始めからうまくいくことばかりではないからこそ、それに挑むことで自分自身の成長があり、その成長が「成功」へと変貌を遂げるのですね。
その過程を経ることなく、不運を嘆いているだけでは、開けるはずの運も開かずじまいに終わってしまいますよね。

慎重になりすぎず、リスクを恐れすぎず、周りの人々の考え方や意見に影響されすぎずに、自分を信じて行動するということが、実は成功へのもっとも近い道のりだということを、歴史上の成功者たちも教えてくれています。

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