自分と相手との「共通点」をいかに早く見つけるか

自分と相手との「共通点」をいかに早く見つけるか

「苦手だと思っていた人が、話してみると意外と意見が合うことが分かって、仲良くなれそうだと思った」
「この人とはウマが合わないだろうと思っていたが、子どものことで同じ悩みを持っていることが分かって、そこからはよく合って話をするようになった」

こんな具合に、相手との共通点があることが分かると、たとえ苦手だと思っていた相手であっても仲良く付き合っていけることは多分にあるはずです。

以前、心理学の実験で、このようなことがあったそうです。
二人の人に会話をしてもらうのですが、片方の人から、趣味や関心事、出身地、家族のこと、学歴、日ごろの苦労話や悩み事などについていろいろ話してもらい、相手との共通点を見つけながら会話を進めます。
また、別のパターンとして、そうした共通点を探り出すような会話の進め方は一切しません。

結果は、言うまでもなく、前者のように共通点を強調し、互いにその共通点を認識しあいながら会話をしたほうが、相手により好感を抱くというものでした。

まあ、これは実験をするまでもなく、感覚的にも分かるものですよね。
人は、自分との共通点が多い相手に好意を持つということには、誰も異論はないでしょう。
心理学ではこれを「類似性の法則」と呼ぶそうです。

心の中に壁を作らずに

プライベートで、仕事で、苦手だなと思う相手がいると、できるだけその相手を避けたいし、初めから距離を置くようになって、「あの人とは考え方も違えば、価値観も全然違うはずだ」と決めつけてしまいがちです。
共通点を見つけ出すどころか、そうした「相違点」ばかり意識していると、相手との距離を無意識にどんどん遠ざけてしまい、いつのまにか心の中に崩しがたい壁が出来上がってしまい、ついには完全に受け入れられない関係性にまで発展しかねませんよね。

特に仕事上、自分の好むような相手とばかりやりとりをするなんてことは、まずできないことなのではないでしょうか。
そんなときこそ、「類似性の法則」をうまく活用するべきでしょう。

たとえ苦手だと思う相手であっても、きっとどこかに共通点があるはずですよね。
若い頃にやっていたスポーツ、趣味、一般的な話題から思うことなど、何でも良いと思います。
たとえささいなことでも、共通点を見つけられれば、そこから話題もどんどんふくらんでくることでしょうし、会話を重ねていくことで、互いに心を許せる関係にまでもっていければ良いですね。

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