結婚こそ焦りは禁物

結婚こそ焦りは禁物

一生懸命に生きるというのは、とても素晴らしいことだとは思いますが、そこに「不安」や「焦り」が出てくると、苦しくなるばかりで、かえってその一生懸命さが仇になって、気がついたら自分の首を絞めているということもありますよね。

知人で、結婚の悩みを抱えている女性がいます。年齢を重ねるほどに、焦る気持ちも増してくるといいます。
「どうして結婚したいのか」と聞けば、「親を安心させたい」のだとか。
それこそ平日をはぶく休日は、すべてお見合い相手を探すことだけに時間をさいています。
仕事も結構忙しく、残業続きなのですが、休暇も気の休まることがありません。
20〜30歳代の頃は、経営者とか、年収ン百万以上とか高い理想を掲げて相手を探していましたが、そろそろそうも言っていられない歳になり、「一生、独身かもしれない」という不安が大きくなってきたので、「もうどんな相手でも良い」という気持ちになったといいますが、どうもまだプライドが捨てきれず、相手にこだわっているようです。

この女性、あまりの不安に耐えきれず、体を壊し、睡眠障害になってしまいました。
服用した薬が体に合わなかったのか、精神を病んでしまい、そのせいで仕事も辞めてしまったのです。

いては事をそんじる」ということわざは、誰もが知っていると思います。
急いで何かをしようとすれば、間違った判断をしたりして、良からぬ結果をもたらすということですね。
大切な事柄と向き合うときには、なおさらのこと、焦りは禁物ですよね。

結婚にしても、同じことが言えると思いませんか。
焦って相手を探して、どうにかこうにか結婚できたはいいけれど、相手のことをよく知らないままに結婚してしまって、幸せになるどころか不幸のどん底に落ちてしまうことだってあるかもしれません。
「こんなはずじゃなかった…」ということも、よく聞く話です。

婚期が遅いなりのメリットがある

これでは、何のために結婚したのか、分かったものではありませんよね。
「親を安心させたい」からといって、そのために娘が不幸を味わうことになんてなったら、「結婚なんてしなきゃ良かったね…」と言われるのがオチでしょうし、本人としてはやっとの思いで結婚したのに、これほどやりきれないこともないでしょう。

ここでひとつ考え方を変えれば、婚期が人より遅れたということは、それだけ理想の人と出会える可能性が高まったということではないか、ということです。
若い頃に比べて、ある程度の年齢になれば、経済的にも余裕があるでしょう。知識や経験も豊富で、社会で苦労しているぶん、心にも柔軟性があるのではないでしょうか。
ある意味、若いときではなく、このくらいの時期のほうが、視野も広がっているから、相手の良い面もよく見えてくるし、出会いの幅が広がるかもしれない、というふうに考えれば、あまり焦らなくてもすみますよね。

当事者にとっては「なにをのんきなことを!」となるかもしれませんが、焦っていては、大切なことを見逃してしまうことも事実です。
焦らず、穏やかな気持ちで、心が落ち着いているときに出会う相手とのほうが、うまくいくと思えてならないのです。

大切な事柄に臨むとき、まして結婚という人生の一大事に際しては、あえて一呼吸おいてから、じっくりと向き合ってみたいものです。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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