相手を「変えよう」としない

相手を「変えよう」としない

毎日の、私たちの暮らしの中で、悩みってどこまでも尽きないものですが、なかでも「人間関係」の悩みは、割とその多くを締めているという傾向があります。

つき合いやすい人、つき合いにくい人。
一緒にいて嫌になる人、そうでない人。

とかく私たちは、「あの人が、もっとこんな風だったら、つき合いやすいのに」と思いがちです。

「あの人、なんであんなに頑固なんだ。頑固さが取れればつき合いやすいのに」
「あの人、細かいことにいちいちうるさいから、一緒にいたくない。細かい性格を直してくれたら、もっとフツーにつき合えるのに」

こんな風に思うことって、ありませんか。
(っていうか、大なり小なり、絶対ありますよね)

こうした性格の人とはつき合いづらいというのは、おおかたの人がそう感じることです。

人の性格は簡単には変えられない

でも、相手にいくら「変わってほしい」と願ってみても、訴えてみても、そもそも人間というのはそうカンタンに自分の性格を変えられるものではありません。
だから、相手に不満を募らせても、まるっきし仕方のないことなのです。

じゃあ、相手が変わらないのだったら、どうすればいいのか・・・。
それはもう、自分の接し方を変えるという以外にないでしょう。

たとえば、頑固な人には「プライドが高い」という一面があります。
「自分は人より優れている」「人にはない才能や技能をもっている」という高いプライドがあるからこそ、人のいうことを簡単には聞き入れず、それが「頑固な人」として映るわけですね。

そうであれば、そのプライドの高さを理解してあげて、できるだけ相手を尊重してあげるようにしていけば、相手のほうから心を柔らかくして、少しずつ、こちらの言葉にも素直に耳を傾けるようになるでしょう。

また、細かいことにうるさい、という人は、心配性であるという側面も併せもっています。でも、その慎重さが仕事などに良い結果をもたらすことだってあるわけですよね。

こんなふうに、相手のもつ特徴をふだんからよく観察して、そこを尊重してあげる形で接していけば、しだいに相手も心を許してくれるのではないでしょうか。頑固さや、細かいことをうるさくいうようなことは少なくなるはずです。

こうして考えていくと、相手とのつきあい方も、結局は「自分しだい」ということになってきますよね。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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