物事の「良い面を見る」ほうが得です

物事の「良い面を見る」ほうが得です

アメリカの、ある製靴会社の話です。
この会社が、2人のセールスマンに、南洋の島で靴が売れるかどうかの調査をさせました。
調査の結果、片方のセールスマンは、「南洋の島々では、皆、靴をはかずに暮らしているから、そもそも靴が必要ない。だから売れるはずがない」と否定的な内容の報告をしました。
これに対して、他方のセールスマンは、「南洋の人々は、皆、靴をはかずに暮らしている。それだからこそ、靴の素晴らしさを知ったとたんに、靴はたちまち売れ始めるはずだ」という肯定的な内容の報告をしたのです。

さあ、その結果はどうだったのでしょうか。
それは、後者の肯定的な意見のとおりとなったのです。
その製靴会社は、南洋で大量の靴を販売することに成功し、そのセールスマンは異例の昇進を果たしたということです。

普通、こうした意見を求められたときには、「靴をはかずに暮らしている人々に、靴が売れるわけがない」と否定的に考える人のほうが圧倒的に多いのかもしれません。
しかし、このサラリーマンは、あくまでも前向きな発想をすることで、見事に会社に成功をもたらしたということですね。

視点を変えて

同じ条件で、同じ物事を目の前にしても、その受け取り方ひとつで、結果は天と地ほどの差が生じてしまうということですよね。
それは、その人の「視点」がどこに向くかということでもあります。

たとえば、失恋をしてしまった場合に、ある人は、「恋愛はつらくて悲しいことだらけ。人を好きになるんじゃなかった」とネガティブな方向に考えてしまいます。
ところが、一方ではこのように考える人もいます。
「人を好きになるのって、つらいこともあるけれど、心がウキウキして楽しい。今回はダメだったけれど、異性が振り向いてくれるような素敵な女性になれるように頑張れというメッセージだったのかもしれない」

たとえ失恋したのだとしても、また恋愛のチャンスが訪れて、ゆくゆくはうまくいきそうなのはどちらかと問われれば、答えは明らかですよね。
失恋をただの痛手ととらえて悲観的になるだけなのか、失恋を良い経験だととらえて次の恋愛を楽しみに生きるか。幸福なのは断然、後者ですよね。

ちょっと視点を変えてみるだけで、物事のとらえかたがこんなにも違ってきて、その後の人生にさえ大きな影響をもたらすということであるならば、日ごろからポジティブな思考ができるような視点を持って暮らしていきたいですよね。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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