欲にとらわれて人を選別するのは危険!

欲にとらわれて人を選別するのは危険!

自分にとってメリットがあるかないかで、人付き合いを決めることって、ありませんか?

組織の中で、上の人間に気に入られておけば、後々、出世の助けになるだろうといったものから、裕福な人に対して「この人に恩を売っておけば、後で大きな見返りがあるかもしれない」など。
またはその逆で、「この人と付き合っても何の利益にもならないから、時間を無駄にしたくないので一切付き合わない」といったように。

本当に仲の良い、気が合う友人は別として、大勢の中で生きていく過程で、どうしても自分にとって利益になるかならないかという損得勘定で人を判断するということは、少なからず出てくるものです。

でも、期待通りにいけばいいのですが、必ずしもそうではありません。
「いろいろと尽くしてあげた相手から、何の恩義も感じられない。それどころか足を引っ張られた」
「大きな見返りがあると期待していた相手だったが、時間ばかり奪われて、結局自分の利益になることは何一つなかった」

そうして、気がつかないところで、本来は自分に幸福感をたくさん与えてくれるような人に対して、「何の得にもならない」と思ってしまい、その人を遠ざけているという事実もあるかもしれません。

私たちが生きている現実社会には、こんなことがしょっちゅう起こっているのではないでしょうか。

無意識に、損得勘定で相手を選んでしまう

こうしたことから見えてくるのは、欲という感情にとらわれていると、冷静な価値観で他人を判断することができなくなる、ということですね。
欲で目が曇ってしまい、相手の奥に潜んでいる人間性が見えなくなっているのだと思います。

というよりも、相手がどんな人間かを判断しようとすること自体、すでに損得勘定が心に芽生えてくる要因にもなりかねません。

一番良いのは、人を判断するということ自体をやめて、「気が合う」とか「心地良い」とか、または「この人の助けになりたい」という、純粋にわいてきた感情に素直に行動することだと思います。
欲望や下心がはたらくと、どうしても良からぬ方向に行ってしまうということは、これはもう「自然の法則」と言ってもいいくらい、どうすることもできないことなのでしょう。

「どうも、信頼できる友人がいない…」
「困ったときに何でも相談できるという相手がいない…」
こんなふうに思っている人がいたとしたら、それは、つい無意識に損得勘定で相手を選別してしまってはいないか、思い返してみるのも良いかもしれませんね。

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