暗いところで読書をすると、視力が低下する?

暗いところで読書をすると視力が低下する?

「暗いところで本を読んではだめよ!」
「テレビを見るときは明るくしなきゃだめだって言ったでしょ!」

小さい頃、こんなことをよく言われませんでしたか?
なんか、いつもいつも言われていた記憶があります。

でも、この「暗いところで……」には、医学的な根拠はないそうです。
眼科医によれば、「暗いところで読書をしても、視力が落ちたり、眼疾患にかかったりすることはない」ということなのです。

少しホッとしたような。。

読書など目が作業をするときには、人間の目のレンズとも言える水晶体という部位が、その厚みを微妙に変えながら、ピントを調節しているのは皆さんご存じですよね。
この水晶体とつながっている毛様体(もうようたい)というのが伸びたり縮んだりしながら、もともと扁平(へんぺい)な水晶体の形を変えているそうです。
また、カメラの「絞り」と同様の機能を持つ虹彩(こうさい)は、瞳孔に(どうこう)に入る光の量を調整します。

目が慣れてくる

暗いところで読書をしても、明るいところで読書をしても、この働きは変わらないそうです。
なので、たとえ暗い場所でも、明るい場所でも、条件が一定でさえあれば、目にかかる負担はさほど変わらない、ということです。

たとえば、皆さんもよく行く映画館や、コンサート会場でも、暗がりに目が慣れてきたら、やがて周囲が見えてきますよね。就寝時に照明を消しても、しばらくすると部屋のいたるところが見えてくるようになります。
それと同じで、読書なども、最初は読みづらかった文字が、しばらくしたら初めよりよく見えてきます。
よく「目が慣れてきた」といいますよね。

「なぁーんだ。じゃあ暗いところで本を読んでも全然いいんじゃん?」

そう早合点するなかれ!
気をつけたいのが、それによって視力が落ちることはないとしても、眼精疲労(がんせいひろう)からくる頭痛や肩こりが生じる可能性があるとのことです。

結局、総合的に考えると、暗い場所で読書をしたりすることは、避けたほうがよさそうですね。

小さい頃、叱られたのには、ちゃんと理由があったのですね。 感謝。

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