新型ノロウイルスが大流行の恐れ 〜予防ワクチン、有効な治療薬なし

新型ノロウイルス、大流行のおそれ

毎年冬になると流行し、嘔吐おうとや下痢の原因となるノロウイルス。いつの頃からかしきりにこの名を耳にするようになりました。
国立感染症研究所は、2014年3月に国内で採取されたふん便から新型ウイルスが確認されたことから、このウイルスが今後、国内で大流行を引き起こす恐れがあるとみて、警戒を呼びかけているようです。

この新型ウイルスはG2・17と呼ばれる遺伝子型。川崎市健康安全研究所に運ばれた市内の感染性胃腸炎の患者のふん便から見つかったそうです。その後、川崎市以外にも全国各地で検出されています。
国立感染症研究所によれば、ノロウイルスを主な原因とする感染性胃腸炎の患者数は今年10月末以降、急増している模様。

感染研ウイルス第2部室長の片山和彦さんが言うには、「国内では、新型ウイルスに感染した経験がなく、感染を防ぐ抗体を持たない人が大半。従来型よりも重症化しやすいわけではないが、流行がかなり大規模なものになる恐れがある」と指摘しておられます。

感染力が強いことが特徴とされるノロウイルス。患者の便1グラム中に存在するウイルスは数億個ともいわれ、このうち10~100個程度のウイルスが食物などを通して体内に侵入すると、発病する恐れがあるとのこと。ちなみにアルコール消毒もあまり効果はないそうです。

そして、現時点では予防のワクチンや有効な治療薬はないとのこと。

対策をしっかりと!

新型ウイルスといえども、対策は従来とは変わらないようです。
詳しくはコチラをどうぞ。
食事の前やトイレの後は、せっけんを十分に泡立てて手を洗うこと。せっけん自体はウイルスを死滅させることはできなくても、手や指に付いた脂肪や汚れなどとともにウイルスを洗い落としやすくする効果が期待できるそうです。

また、前述の片山さんが他に勧めるのは、今や一般常識となっていますが、外出時のマスク着用。嘔吐物や下痢便には大量のウイルスが含まれていて、乾燥にも強く、ほこりとともにウイルスが空中に飛散し、口に入って感染する恐れもあるとのことです。

もしも感染して発病した場合には、嘔吐や下痢による脱水症状を起こす恐れがあり、体力を消耗しないようにまめな水分補給が大切だということです。

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