挫折しそうな出来事を、次の成功につなぐ

挫折しそうな出来事を、次の成功につなぐ

良いことばかりが立て続けに起こることが、その人のために本当に良いことかどうか、疑問に思わざるをえません。

自信満々だった企画が通り、いざ実施してみると、とても成果は期待していたものにほど遠いものだったとします。
費用も出ていくので、これ以上の続行は困難と判断され、企画の取りやめが決定します。
企画・実施責任者である自分が中心となって進めていたら、なおさら残念な気持ちと、悔しさ、情けなさといった気持ちが次々とあふれ出てくることでしょう。
その企画に注いだ情熱が強ければ強いほどに。

協力してくれたスタッフにも申しわけがたたず、失敗が原因で「あいつは無能だと、陰口を言われてるんじゃないか」と変に勘ぐったりする始末。

ショックがあまりに大きいと、心身ともに疲れ果てて、「責任を取って、いっそのこと会社を辞めたほうがいいかな」なんて思ったりして……。

辞表を出すことは簡単です。一筆書いて机上に置けばいいわけですから。
でも、それで仕事をしなくてもよくなるのかというと、そうではないはず。
養わなければならない人もいるでしょうし、自身の向上のためにも、何らかの形で働き続けなくてはならないはずです。

ならば、こんなふうに思ってみるのもいいかもしれませんね。

人間の幅が広がって良かった

「企画の着眼点は決して悪くなかった。今回の失敗で、明らかにミスをおかしたポイントが自分で分かったし、次からは失敗しない自信がある。辞めたいと思ったけど、こんな失敗をしてもさほど自分を責めるわけでもなく、寛容に接してくれる会社に感謝しないといけない。次で挽回して会社に貢献できれば、そのほうが、会社のためにも、自分のためにもなる。いろんな感情を味わったおかげで、人間の幅も広がった気がする。早いうちに、この手の失敗を経験できておいて、良かったかもしれない」

一時の感情に支配されると、どんどんマイナスの気持ちに押しつぶされていってしまいます。こうなると、本当に挫折してしまいます。
そうではなく、前を向いて歩いていこうとすれば、必ずや、プラスの気持ちに切り替えていけるはずです。
そうなれば、失敗を次の成功につなげられる可能性がぐんと広がっていきます。

不運だと思える出来事があっても、そこで挫折せずに、考え方を切り替えることで乗り越えて、むしろその不運は有意義な出来事だったんだと思えるようにもっていくことができれば、これほど賢明なこともないのでしょう。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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