投資に失敗したときは、まずどうする?

投資に失敗したときは、まずどうする?

皆さんは、投資をしたことはありますか?

投資はけのようなものだと言われていますよね。
うまくいけば多額のお金を手にすることができますが、逆に失敗して多額の損失を出してしまうこともあります。
どちらかというと、後者のほうが多いと、投資を行った経験のある多くの人は言います。

〝成功することばかりじゃなくて失敗することも多い〟と、頭の中では分かっていても、いざ現実に多額のお金を失うと、やはり当事者としてはかなりな精神的ショックを受けるものです。
ひどい状態になれば、もう人と会いたくなくなるかもしれないし、投資会社の担当者に八つ当たりする……などといったケースもあるかもしれません。

以前、こういう話を聞いたことがあります。
ある人が、投資で失敗して多額の損失を出しました。
その人は大きなショックを受け、精神的におかしくなるかと思ったほどだったといいます。
そんな状態でも、「新たな投資をして損失分を取り戻したい」と思ったそうです。
しかし、その新たな投資にも失敗して、さらにお金を失ったそうです。
その後、その人が言うには、「投資に失敗したときは、精神的に混乱している。正常な判断力を失っている。そんな状態で、損を取り返そうとして新たな投資をしても、失敗を重ねる結果になるのは目に見えている。一度、失敗をしてしまったときには、心が落ち着くまで投資などせずに、静かにしているほうがいいのかもしれない」と言っていたということです。

心の傷が癒えるまで静かにしておく

どうでしょうか。
これはなにも、投資にかぎった話ではないかもしれませんね。
ギャンブル全般においても、あるいはビジネスでの競争においても、同様のことが言えるのではないでしょうか。
「損を取り返したい」、あるいは「負けをひっくり返したい」「リベンジしたい」という気持ちになったときに、躍起になってすぐにそれを取り返そうとするのではなく、失敗したときこそ「静かにしている」のが一番の得策ではないでしょうか。

※過去記事「何をやってもうまくいかないときは、ジタバタしない」、「ふだんどおりの業務を『たんたん』とこなす」参照

野生の動物は、身体に傷を受けたときに、その傷が治るまで動き回ることをやめ、じっと静かにしているそうですね。活動を再開すべきタイミングを本能的に察しているのでしょう。

私たち人間も、まぎれもなく動物の一種です。心の傷を受けたときには、その傷が癒えるまで静かにしておくことも良いのではないでしょうか。
リトライするのは、その後だって遅くはないはずです。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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