手を抜いたって、いいんです

手を抜いたって、いいんです

一日のうち、やることが多くて目が回りそうだという人がいます。
たしかに、そういう人は充実していそうで、それはそれで結構なことだとは思うのですが、何でもかんでも完ぺきにこなそうとすると、かえって自分自身を苦しめることになります。
どんな事柄に直面しても、生真面目に「これは完ぺきにやらないといけない」というふうに思ってしまうと、息を抜くことができなくなってしまいますよね。

家がちょっとでも汚れていると我慢できず、つい掃除を徹底的にしてしまう。
家族に食べさせるご飯は手作りじゃなきゃダメだと思って、どんなに忙しくても毎日欠かさず子どもや夫のお弁当を作る。
洗濯も毎日しないと気がすまない、ゴミ出しも欠かさずしないと気が済まない、休みの日は家族でどこかに行かないと気が済まない。
かといって、仕事は絶対に手を抜きたくない。

それらすべてを好きでやっていれば、それほど苦痛にはならないと思いますが、義務感ですべてを完ぺきにこなそうとすると、やがてそれらは大きなストレスになることでしょう。

自分をがんじがらめにしないで

手を抜く」ということも、ときには大切ですよね。
たとえば、お弁当は週に1回は作らないとか、家事は家族で分担するとかですね。
週1回、お弁当作りを休んで、「好きなものを買ってね」とお金を渡しておけば、お弁当づくりにかけていた時間を他の好きなことに使えますよね。手抜きをしている自分に負い目を感じるかもしれませんが、子どもや夫は、かえって毎日のお弁当とは違うものを食べられることが楽しいかもしれません。

手を抜いたことで、もしどこかに支障が出てくるようだったら、また元に戻せばいいだけの話ですよね。
逆に、手を抜いても支障がないことがわかった点については、それはあえてやらなくてもよかったということになります。

手を抜くというのは、悪いことではありません。自分を甘やかしていることでもありません。
すべてを完ぺきにこなそうとしても、しょせん、それは無理ですし、心身を壊すようなことになると、どれ一つとってもきちんとこなすことなんてできなくなってしまいます。

「忙しい、忙しい」「一日24時間あっても全然足りない」などとこぼしている人がいたら、そろそろ、手を抜いていいものと、いけないもの、その分別をしてみてもいいのではないでしょうか?
自分にとって、家族にとって、本当に大切なものは残しておけばいいのですから。

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