大切な場面でこそ、平常心でいられるか

大切な場面でこそ、平常心で

思い出したくないかもしれませんが、極度の緊張を強いられた場面って、最近、ありましたか?

大切な商談とか、大勢の前でのプレゼン、自分の今後を大きく左右するような面接、お見合いなどなど……。

自分の仕事や人生にとって、また周囲の自分への評価が一気に決まってしまうような重要な場面になればなるほど、緊張の度合いって高まっていきますよね。
「極度の緊張感は、あったほうがいいんだよ」なんてアドバイスは、まるで耳に入ってはきませんよね…… そんな状態だったら……

緊張でガチガチになったら、声が上ずったり、呼吸が乱れたり、手や足が震えてしまうなんてことにもなって、それが動作に現れてしまい、恥をかくなんてことさえあります。

ふだんの、リラックスできている状態では、もっている能力を結構発揮できるのに、緊張を強いられる場面ではガチガチになって、能力を発揮するどころか、嫌な思いをしてしまう人、少なくないのではないでしょうか。

「うまくいかなかったら、どうしよう」

こういうのを「本番に弱いタイプ」と言ったりします。
こういうタイプの人たちに共通するのは、「他人から良く思われたい」「ここでうまくやって他人からの評価を一気に高めたい」という意識が強すぎる、ということだと思います。

だからこそ、「うまくいかなかったら、どうしよう」とか「失敗だけは避けたい」という気持ちが強くなって、ガチガチになってしまうのでしょう。

たいてい、「重要な場面」では、人なら誰であっても緊張はするものです。
でも、そこで「良く思われたい」「うまくやりたい」という気持ちを、いっそのこと捨ててみることで、いつもの平常心で事にあたることができるはずです。

きょいたすこときわまれば、せいを守ることあつし」
難しい言葉ですが、古代中国の思想家、老子が残した言葉だそうです。
「虚を致す」とは、「何も考えないで、心の中を空っぽにする」という意味で、「静を守る」とは「心が静かになる」という意味だそうです。

つまり、うまくやろう!!! とか、人から良く思われたい!!! というようなよけいなことを考えずに、心を静かに保てれば、いつもの平常心を保つことができて、実力を発揮できるということでしょう。

むしろ、「失敗の一つや二つ、あえてやってみせて、皆を笑わせてやろうか」くらいのゆとりがあったほうが、いいかもしれませんね。

重要な場面でこそ、一度、試してみませんか。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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