先延ばしは、よくない

先延ばしは、よくない

何かを思い立ったとき、また何か良策を思いついたとき、すぐにそれをやるという人と、今やるのは面倒だから先延ばしにするという人がいますよね。

買い物をするときに、「これいいな」と思った商品があったとします。
でも、すぐに買うことはせずに、「もうちょっと様子を見てから買おう」と思って先延ばしにしていると、いつの間にかその商品が売り切れになっているなんてことは、よくあることではないでしょうか。
「自分の直感を信じて、買っておけばよかったー」と思っても、後の祭りですよね。

あるいは、お世話になった人に「お礼をしたい」とずっと思っていて、なかなかその機会がなく、ずっと先延ばしにしてきた。やっと思い立って、その恩人に連絡を取ろうと思ったら、すでに連絡がつかない状況になってしまっていた。「ちゃんとしたお礼もできてないのに、どうしよう……」と深い後悔の念にかられることになりますよね。

「明日やればいいや」では、できない

明日ありと思う心のあだ桜、
夜半に嵐の吹かぬものかは

かの有名な親鸞の言葉です。
この言葉は、「桜の花を『明日じっくりと眺めよう』と思っていても、夜中に嵐が吹いて、散ってしまうかもしれない。そうなると、せっかくの楽しみも台なしになってしまう。人生もこれと同じで、やるべきことを先延ばしにしてはならない。明日をあてにしないで、今やるべきことを大切にしなければならない」という意味を含むのだそうです。

親鸞の言葉にもあるように、やるべきことが浮かんだら、先延ばしにせずに、すぐにやるほうが、結果的に良いということが言えるのではないでしょうか。「明日、やればいいや」とか、「来週から始めよう」「今は忙しいから、とりあえず手が空いたら、考えてみよう」などと思っていると、どんどん先送りになっていって、せっかくの好機を逃してしまうことにもなりかねません。

「思い立ったが吉日」という言葉もあるように、さっそく今日、あるいは今、始めてみることです。
そのほうが、アイディアも鮮度があるうちに形にできるようになります。そうなれば、気分もどんどん乗ってきて、思いがけないチャンスをつかむことだってあるかもしれませんよね。
同じ事柄であっても、先延ばしにするか、今すぐやるかで、その内容もまったく異なるものになるはずです。

ついつい先延ばしにしてしまうクセ、今日からなくしてみませんか。
ほかならぬ、人生をより向上させるために──。

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今日から変わる。ちょっとずつ。

ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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