体温はどこで測るのがイイ?

体温はどこで測るのがイイ?

これまで、体温はてっきり脇の下で測るものだと思っていました。
小さい頃からそうされていたということもありますし、病院などに行っても、たいてい脇の下で測っていたような記憶があります。

でも、体温をどう測っているかを尋ねられると、「舌の下に含んで」と答える人が、意外にも多いそうです。

医師の話では、体温は脇の下で測ることにこだわる必要はないそうです。

舌の下で測定すると、脇の下より1〜2度高く計測されると一般的に言われているようですが、測定する箇所による決まった差はないとのこと。
人の体温は1日の時間帯によって刻一刻と変化しているらしく、朝は低く、夕方は高くなるという傾向があるので、体温を正しく測ろうと思えば、どの部位で測定するかというよりも、同じ時間に、同じ部位で測ることが大切なのだそうです。

たしかに、そのほうが体温の推移を把握しやすいですよね。

ここで、体温計の種類について勉強しておきますが、最近は、20秒から1分程度の短時間で検温ができる「予測式体温計」というものが普及しています。今は、ほとんどの方がこれを使われているのではないでしょうか。
昔からある水銀の体温計のような「実測式体温計」は、測定箇所の温度が上がりきったところの温度(これを平衡温へいこうおんと呼ぶそうです)を測定するため、10分前後の時間が必要でした。
子どもの頃、「じっとしてなさいよ」と言われて、脇に水銀の体温計を差し込んだまま、じーっとしていた記憶がありませんか。なぜか水銀計がジワジワと伸びていくのを見るのが楽しみだったりして(笑)。
この「実測式」に対して、「予測式」は、わずかの時間で測定箇所における測定をし、そこから平衡温を算出して表示するのだそうです。

どおりで、最近の体温計はやけに早く「ピピッ」と鳴るなぁーと感心していましたが、こういう仕組みだったのですね。

現在は、もっと簡単に計れる体温計として「耳式体温計」があります。
この「耳式」は、特定部位の温度を直接測る「実測式」や「予測式」とは異なり、鼓膜とかその周囲の赤外線量を測ることで、わずか数秒で体温がわかるそうです。

自分の平熱を知っておこう

ここで、昔よく使った水銀の体温計に関する話ですが、赤い数字で記載されている「37度」を越えると「熱がある」と普通は考えるはずですが、これは熱があるという判断基準にはならないそうです。
これは、乳幼児からお年寄りまで、実にいろいろな年齢層の体温の平均値として割り出されている数値(度)なのだそうです。
なので、皆に当てはまる数値ではないということですね。
医師によれば、発熱は「37.5度以上」と考えるのが妥当なのだそうでして、予防接種などを見合わせる体温の基準値にもなっているのだとか。

人によって、体温はさまざまですよね。高めの方もいれば、低めの方もいます。
ふだんから体温が高めの方にとっては、37度というのはなんともないかもしれませんが、最近は日本人でも体温が低い方が増えているらしく、そうした方にとって37度というのは少ししんどい状況になるかもしれませんね。

このようなことから、発熱があるかどうを知る前に、ふだんから自分の平熱を知っておくことが大切です。
そのためには、一定の期間、毎日体温を測定し、割り出しておくのが良いでしょう。

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