了解しました!

仕事柄、私もメールのやりとりは実に頻繁にあります。

その中で、最近特に気になっている言葉があります。
それは「了解しました」「了解です」という言葉です。

こちらがクライアントという立場の場合に、先方がこの「了解です」を使うことがしばしばあるのですが、どうも違和感を覚えていたのですね。

そもそも「了解する」というのは、上から目線の言葉です。
上司や、得意先に対して返答をする場合には、「理解した」「納得した」ということが伝わればいいのですから、「わかりました」で良いはずです。
でも、もっと丁寧に言うとさらに印象は良くなるでしょうね。

「かしこまりました」
「承知しました」
「承知いたしました」

こんな具合に。
さらには、
「十分に理解いたしました」
ここまで言えれば、相手も心地よくなれるのではないでしょうか。

本当に理解してから返事をすることが肝心

でも、良い返事をすることだけが、ビジネスマナーとは言えませんよね。
分かってもないのに「わかりました!」と元気よく返事をしてみても、本当はよく理解できていなかった、なんてことになると、あとで困ることになります。
「こいつ、返事だけはいいけど、ホントに大丈夫かな」なんて思われたりして。

ビジネスで大切なことは、わかったふりをせずに、上司やクライアントからの指示や連絡事項を、自分が本当に理解できているかを多角的に考えて、他に確認することがないかを考え巡らせ、自分で大丈夫だと認識できたとき、はじめて「わかりました」と返事をするべきでしょう。

いいカッコすることが目的ではなく、自分を介して正しく仕事が消化されることが目的ですからね。

返事一つに、本来はそうした重みがあるはずなのです。

もし、自分が本当に理解できているか、不安なときには、
「〜というように理解しましたが、間違っていないでしょうか?」
「〜というところがまだ、十分に理解できておりません」
「〜という点について、もう少し詳しくご説明いただけないでしょうか」
「〜について、もう一度、確認させてくださいますか」
こんな感じに、自分なりに理解した内容を要約して繰り返すなどすることも大切です。
相手にその真摯しんしな姿勢が伝わり、仕事も円滑に運びやすくなるのではないかと思います。

返事も大切ですが、その「姿勢」が相手からの信頼につながることは往々にしてありますから。

関連記事

PickUp

  1. 人は、前向きな話をしてくれる人を好く
    こんな人がいます。 「あなたは今日も元気そうですね。私も元気になりました」 「その件については、…
  2. 「何をやるべきか」より、「何をやりたいか」
    私たちは生きていると、ときとして重大な選択を強いられることがあります。 「職種Aの道に進むのが…
  3. 「能力不足」ではなく「行動不足」
    人よりも優秀な頭脳を持っていて、ひらめきやアイディアも豊富に持ち合わせていながら、自分ではなかなか成…
  4. 昔の感動体験を思い出してみよう
    私たちは、子どもの頃から歳を重ねれば重ねるほどに、成功した体験、あるいは失敗した体験を、さまざまな形…
  5. 「世界的な企業」の創業者がやったこと
    「世界的な企業」と呼ばれる、名だたる企業の創業者とされる人たちがいます。 この創業者らには、共通し…

新刊、発売開始しました。

今日から変わる。ちょっとずつ。

ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

おすすめ記事

  1. 桜の花に思う
    早いもので、もう桜の時期ですね。 報道によれば、すでにその壮麗な姿が人々の目を和ませてくれているよ…
  2. 体温を上げると、何がいいの?
    体を温めると病気になりにくいとか、体温が低いとがんになりやすいなどといった声も、ここ数年でよく聞かれ…
  3. 禁煙に「手遅れ」はある?
    私はタバコを吸わないのですが、喫煙している人を見ると、本当に美味しそうに吸っています。 中には、わ…
  4. アルツハイマー病に効く漢方薬がある!?
    前回記事で、アルツハイマー病について書きました。 簡単な内容ですが、参考になるのではと思います。 …
  5. [アルツハイマー病]かかりやすい人、かかりにくい人
    近年、特によく聞くようになった、アルツハイマーという病気。 私の知人にも数名、この病を患う方がいま…

アーカイブ

ページ上部へ戻る