ロボットの本格運用はすぐそこ?

ロボットの本格運用はすぐそこ?

12/2夕方のニュースで、わが国でさらに進んだロボット運用が始まった場合に、人間の雇用が減るのでは、という予測を、数名の識者のコメントを交えてしていました。
ロボットが活躍する職種も具体的にあげ、人工知能(AI)というものを搭載して、人に代わって仕事をこなせるロボットが多数運用されるようになると、人の役目が減るということを予測していました。

人工知能って、何でしょうね。

これはあくまで私見ですが、ロボットは、ふだん私たちが使っているコンピュータに単に駆動装置がプラスされたようなもので、あらかじめ記憶装置に蓄えられるデータベースだけをもとに、与えられた諸条件を分岐させていくための演算処理をして、導き出した答えをアウトプットし、それを電光表示や発音、発動するということしかできないはずです。

つまり、その条件分岐の過程では、すでに与えられているデータベースにはない言語や感情は計算に含まれないのですね。

それを「知能」というには、いささか無理があると思いませんか?
たしか、人工知能という言葉は、その昔、ちょっとだけ先駆的な機能を搭載した家電機器に、そのうたい文句として安易に付けられていたような気がします。
なんか、それがそのまま使われているだけのような気がしないでもありません。

ロボットの存在意義とは?

「ロボット」と聞くと、皆さんは何をイメージしますか?
鉄腕アトム、ドラえもん、などなど……
まもなく最新作が公開される映画「StarWars」でもC3POやR2D2をはじめとするドロイドと呼ばれる人間に近いロボが多数登場し、見所の一つになっています。
それらが想像の産物であったとしても、実際のロボット開発者らも、口にはせずともそうしたものを心のどこかで意識しながら、日夜開発に励んでいるのではないでしょうか。

でも、私には、到底無理だと思うのです。

いま高視聴率を得ている、阿部寛主演のドラマ「下町ロケット」で有名なセリフに、「どんな難問にも必ず答えはある」「夢をあきらめちゃだめなんだ」というのがあります。この主人公も工業部品を製造する会社の社長という設定です。
こうしたドラマもロボット開発者たちに多大なる勇気をもたらすことに一役買っているのかいないのか知りません。

が、無理なものは無理なのですね。

人間がスーパーマンみたいに空を飛べるか?といえば、それは無理ですよね。
超常現象として人が空を飛ぶというようなことも言い伝えられてはいますが、なにせ証拠がありません。
これを「あきらめちゃだめなんだ」とは言えないでしょう。
そもそも無理な話ですからね。
人間は人間として生きているのであって、鳥として生きているわけではない。

人対人にしかできないことがありすぎる

そもそも、いくらICチップが進歩して、今より高性能なコンピューティングが可能になったとしても、「この人には、こういうことをしてあげると、あるいは、こういう情報を提供してあげると、きっと喜んでくれるに違いないな」というような予測や思考が、果たしてロボットにできるのでしょうか。
さらに言えば、人の心まで分かるようになるのでしょうか。

冒頭でご紹介したような番組で、ロボットの台頭によって人の雇用が減るのでは、という懸念は、必要ないと思っています。
どこかの施設を訪ねたとき、受付嬢が人型ロボットであるよりも、人間であってほしいと思うのは、私だけではないでしょう。

天災時などに、人命救助のために人が近づけないような危険な場所にロボットに行かせるというのは十分に有効だと思っていますが、それでさえリモートコントロールですからね。結局は人が操作しているわけですしね。

熱心な研究に水を差すような気もしますが、ロボットの開発よりも先にやることがあるのでは? といつも思ってしまいます。つい道楽のように思えてならないのです。

皆さんは、どう思うのでしょうか。

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