リラックスのカギは「副交感神経」にあり

リラックスのカギは「副交感神経」にあり

私たちの心臓は、私たちが意図してそうしているわけでもないのに鼓動を打ってくれています。
また内臓は、食べたものを気づかないうちに自然に消化してくれます。
こうした何気ないことが、不思議に思えたことはありませんか。

これは、人間の体に自律神経が働いているから可能になっていることです。
「自律」という言葉の通り、私たちがそうと意識しなくても、自律的に働いてくれている神経のことですね。

さらにこの自律神経は、「交感神経」「副交感神経」の二つの働きからなります。

交感神経というのは、心身に緊張をもたらす役割、すなわち仕事をしたり、体を動かしたりするときに活発に働く神経です。

いっぽう、副交感神経はその逆で、心身を休息させる役割を担っています。夜、眠っているときなどには、この副交感神経が活発に働いているそうです。

日中、仕事が忙しくなりすぎたりしてストレスが高まってくると、交感神経が過剰なほど活発に働くようになります。
そうなってくると、とてもイライラしたり、言いようのない不安感がこみ上げてくる、また、気持ちが落ち着かなくなるなどといった状況に陥ってしまいます。
結果的に、理性的な判断や行動ができなくなるとも言われています。

単純な動作にこそリラックスのカギが

この、交感神経が過剰に働いている状況を落ち着かせるために、意識的に副交感神経の働きを活発にさせてあげると良いようです。

その方法ですが、

・深呼吸を何度か繰り返してみる。
・静かな場所で音楽を聴いてみる。
・きれいな花や、空を眺めてみる。

とてもありふれた、どうってことのない内容ですが、こうした単純な動作が、意外と日常ではできていないのではないでしょうか。
これといって道具も必要ないですし、お金も時間もかかりません。しかし、とりたててこうした動作をすることは、きわめてまれなことでしょう。

このようにして、副交感神経の働きが活発になることによって、気持ちが落ち着いてくるはずです。
神経が高ぶって、イライラや不安感を感じたり、気持ちが落ち着かないなと思い始めたら、「あっ、そろそろ、副交感神経を働かせたほうがいいな」と思ってみてください。
そして、前記のような単純な方法をまずは試してみると良いでしょう。
何もここであげた方法にこだわる必要もなく、自分になりにうまく組み合わせながら、やりやすく効果的な方法をあみ出してみるのも良いかもしれませんね。

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