なにげない挨拶に、一工夫加えると

なにげない挨拶に、一工夫加えると

挨拶というのは、第一印象を決定づけるうえで、とても重要なポイントとなるということは、誰もが納得するところですね。

私たちはたいてい、面識がない人に対しては、「はじめまして」というような挨拶に終始するのではないでしょうか。相手のことがまだよく分からないという状況ならば、なおさらそれ以上に余計なことを言わないほうが無難なのかもしれません。
さらに、面識があれば、「こんにちは」「お元気そうですね」「お変わりありませんか」などといったような挨拶も無難ですよね。
ふだん、私たちが行う挨拶というのは、このようなものでまったく問題はないし、これで十分円滑な人間関係を保つことはできます。

しかし、そうした無難な挨拶の、さらに上を行く挨拶の仕方を身につけておくのも、決して悪いことではありません。

成功者が多く集まると言われる、とある異業種交流会に参加した人の体験です。
その人は、交流会でいろいろな人と名刺交換をしたのですが、そのたびに相手はこんな言葉を使って挨拶をしてくれたそうです。
「お目にかかれて光栄です」
「お会いできるのを心待ちにしていました」
「一緒にご縁を育ませてください」
この交流会に参加した人は、自分がそれまで使ったこともなかった挨拶の言葉の数々を聞き、「さすが、成功する人は、挨拶からして違うな」と痛感したとのことです。

相手の承認欲求が満たされる

こうした成功者の挨拶をいきなり真似るというのは、ちょっと気恥ずかしさもあって、抵抗を感じるかもしれませんが、言われたほうは嬉しいに決まっていますよね。
そして、嬉しいだけではなくて、「私のことを大切に思ってくれている」「私にも誠意を見せてくれている」というふうに思うはずです。
こうした挨拶ができれば、相手に良好なインパクトを与えることができて、後々、その人間関係がより大きな成功への助けになることだってあります。

心理学では、このようなことを、「相手の承認欲求が満たされる」と言い、相手にとっての自己重要感が高まるといいます
たった一言の挨拶ですから、さほど重要には考えていない人がほとんどかもしれませんが、いつもとは違う工夫を加えることで、それを受け取る相手の心理が大きく変わるということですよね。

自己重要感が高まった相手は、挨拶をしてくれた人に誠実さを感じて、素直に心を開くようになるといいます。その相手は、いろいろな場面で力になってくれることもあるかもしれません。

どんな挨拶をすれば、相手は喜んでくれるのか。そう考えてみるだけでも楽しいものだとは思いませんか。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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