お金がないことは、いいこと?

お金がないことは、いいこと?

ない、ない、ない・・・。

私の周りには、やたらいます。
「お金がない」
「才能がない」
「実績がない」
「魅力がない」
「人徳がない」
挙げ句の果てには、「運がない」

まあよくこんなに「ない」ことを嘆く材料があるなと感心するくらいです。
とはいえ、私だって、正直なところ、ないことづくしですけれどね・・・(笑)

人と比べて、自分にはこれが足りないと思い込んで、悩んでいる人も少なくないですよね。

こんなお話があります。
中国のある禅僧が山にこもって修行していると、頭がない鬼がやってきて、頭がないことに悩んでいることを訴えました。
するとその禅僧が、「頭がないことはいいことだ。頭痛で苦しむこともないだろう」というと、頭がない鬼は消えてしまいました。
次に、腹のない鬼がやってきて、また悩みを訴えました。
その禅僧が、「腹がないことはいいことだ。腹痛で苦しむこともないだろう」といいました。
すると腹がない鬼は消えてしまいました。

「ない」ことの利点を感じられれば

どうでしょうか。
「ない」ということを悲観的・否定的にとらえるのではなく、そのあるがままを受け止めることで、利点が見えてくるということを、この話は教えてくれると思いませんか。

「お金がない」ことで、そのお金を奪われる心配もありません。税金のことで無用な心配をすることもないでしょう。
もちろん、まったくなければ生きていくうえで困ってしまいますし、あればあるほど便利な道具ですが、必要最低限あればそれで十分だと思えたら、心はリッチですよね。

「才能がない」ことで、人からのひがみとか嫉妬の対象になる心配もほとんどないでしょう。人から過剰に期待されたり、他者と張り合う必要もないので、過度のプレッシャーを感じずにすむから、自分のペースでコツコツまじめに働くことの利点を、むしろ誰よりも早く知ることができるかもしれません。

「才能がない」あるいは「実績がない」ことで、「あの人って、この程度の仕事しかできない人だったっけ?」などと評価を下げられる心配もありません。

ん? こうして考えてみると、「ない」ことの利点って、私たちが過ごす日常の中で結構あるんじゃないかと思うのですが。
「ない」ことって、案外ラッキーなことなんですね!

でもでも、「ない」ことの利点を盾にして、ふだんの努力を怠らないように・・・。(それって私か)

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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