「絶望」を、良い方向に向かう力にする

絶望を良い方向に向かうエネルギーにする

「人生詰んだと思った(思う)瞬間ランキング」というのをご存じですか?

1位 長く付き合っていた結婚するつもりだった恋人から別れを告げられた
2位 恋人と浮気相手のメールを間違えて送信
3位 子供の頃の暗い過去が今の友人にばれたとき
4位 結婚式直前に別れを告げられたとき
5位 取引先相手の名前を大きな声で間違えた
6位 入った店がボッタクリバーだった
7位 アマゾンで購入した恥ずかしい本を親にあけられた
8位 酔っ払いすぎて漏らしてしまった
9位 激混みの終電で泥酔して嘔吐してしまった
10位 気になる異性と待ち合わせ場所に恋人/配偶者がいた
引用はこちらから。

どれも、笑うに笑えない体験ばかりですね。。
なかには「自業自得じゃん」と思うものもありますが、どれもが、本当に体験してしまうと、心臓が止まりそうになるというか、頭の中が真っ白になっちゃって、自分を取り戻すのにちょっと時間がかかってしまいそう。

はっきりいって、イヤです。こんな体験をするのは。
でも、生きていると、絶対にないとは言い切れないものばかりでしょう。

ここから分かるのは、異性との関係についてのものが多いですね。
相手のことを心から好きだったとすると、絶望感もハンパないでしょう。
遊び感覚で付き合っていたならまだしも、まじめな気持ちで好意を寄せていたとしたら、その望みがかなわなかったときのショックは大きいでしょう。

16世紀のドイツの文豪、ゲーテの名を知らない人は、あまりいないでしょう。
ゲーテが初めて世間から認められた小説は、『若きウェルテルの悩み』だとされています。ゲーテの実体験をもとにして書かれているそうです。

大学を卒業したばかりのゲーテは、ある女性に恋をしました。でも、「人生詰んだと思った瞬間ランキング」みたいに、ゲーテの思いはかないませんでした。その女性からフラれたのです。
ゲーテは自殺を考えるほど思い悩みました。
この小説は、その精神的ショックから立ち直るために書いた小説だとされています。

「人生詰んだ」瞬間に生まれるエネルギーを良い方向に使おう

好きな相手からフラれるという経験は、良い意味でも、悪い意味でも、非常に強いエネルギーを生み出します。
そのエネルギーが、悪い方向に表現されると、ヤケになって生活を乱したり、あるいはゲーテのように自殺の衝動に駆られたりすることもあるでしょう。
しかし、その逆で、良い方向にそのエネルギーを使えば、ゲーテのように傑作を書き残すということもできると思います。

実際、極度のツラい体験をしたりしたときには、自分の奥底と向き合うことになるので、ふだんは思いもしないようなフレーズが浮かんだりするものです。
そういう意味で、衝撃的な出来事と対面したときに生まれる強いエネルギーというのは、私たちにとって思いもよらない力を生み出す可能性を十二分に秘めています。

いずれにせよ、相手への未練をいつまでも引きずっていたのでは、新しい人生が開けていかないことは、誰にも容易に察しがつくことでしょう。

なにもゲーテみたいに小説を書かなくてもいいですよ。自分に与えられた仕事に打ち込むのもいいでしょう。趣味に没頭するのもいいと思います。

「人生詰んだ」と思うほどのツラい経験をしたときに、絶望感の中だけに身を置かずに、それを悪い方向にばかり考えるのではなく、良い方向に役立てることができれば、少しでも前向きに歩き始めることができるはずです。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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