「何をやるべきか」より、「何をやりたいか」

「何をやるべきか」より、「何をやりたいか」

私たちは生きていると、ときとして重大な選択を強いられることがあります。

「職種Aの道に進むのがいいか、職種Bの道に進むのがいいか」
「AさんとBさん、どちらと付き合うべきか」
「A町に家を建てるのがいいのか、B町に建てるのがいいのか」
「今の会社を辞めたほうがいいのか、辞めずに続けるべきか」

そんなとき、一般的にはいろいろな情報を集めて、どちらのほうが将来性があって、自分にとって有益かなどということを、十分に時間をかけて考えてから結論を出そうとしますよね。

しかし、どうでしょうか。
今の時点で未来を確実に見通せる術など、誰も持ち合わせていません。十年先、二十年先のことなんて、誰にも分からないですよね。
ということは、いくら予測を立てようとも、未来というのは不確実ですから、予測に思いきり反した結果になることも少なくありませんよね。

計算や打算を超えて「本心」を大切に

たとえば、今は順調にいっているかのように見える職種が、十年後にはなくなっているなんてこともあります。
あるいは、今はとても不安定に見える会社が、十年後には見事な業績を上げている可能性だってないとは言い切れませんね。
今はとても輝いて見える異性も、十年後には顔を見るのもイヤなほど変わっていることだってあるでしょう。

やり直しがきくことならまだしも、一度の選択によって、その後の人生が決定づけられるような場合は、誰であっても正しい選択をしようと、とても慎重になるはずです。

しかし、その慎重さが功を奏すればいいのですが、残念ながら、必ずしもそうではないのですね。
未来を完全に見通せる力なんて、誰にもないのです。歴史上有名な予言者の言うことも高い確率で外れるくらいですからね。

将来の見通しを慎重に探るのも悪くはありませんが、完全に未来を見通すことができないのなら、あくまでも自分が一番充実して過ごせるのはどちらなのかということを優先して決めるほうがいいとは思いませんか。
結局のところ、未来がどうなるかなんて分からないのであれば、「自分は、本当は何をやりたいのか」「自分が本当に好きなことは何なのか」という気持ちを大切にして、どちらに進むかを決めるべきですよね。

自分の気持ちを大切にするということは、計算や打算を横に置いておくということをしなければできません。
この計算や打算を超えたときに、自分がどうしたいかという本心に気づくことができるでしょう。

その本心に従って行動するほうが、充実した、悔いのない人生を歩めるのだと思います。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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