「人を喜ばせる喜び」を知ろう!

「人を喜ばせる喜び」を知ろう!

先日の記事(美味しいもの、楽しいことは、他の人に)で、「自分よりも他人を優先する」ということの大切さを書きました。
もちろんこれはなかなかできることではありませんが、その姿に人は例外なく感動するという事実は、誰も疑う余地がないのではないでしょうか。

ジャングル大帝というマンガ作品をご存知でしょうか。あの手塚治虫さんの作品ですね。
このマンガの最終回が実に衝撃的なことは、有名ですよね。
主人公はライオンです。最終回では、このライオンともう一人が雪山で遭難します。
このままでは、ともに凍死してしまうという危機にさらされたのです。
そのとき、ライオンは、もう一人を助けようと、「私の皮をはいで、その毛皮を身につけることで生き延びてほしい」と言ったのです。
そしてライオンは、もう一人が手に持っていたナイフを自分の胸に刺し、息絶えました。

このシーンが大きな反響を呼び、多くの人が涙したのは、言うまでもないことでしょう。

これはあくまで物語のワンシーンであって、私たちは、さすがにここまでのことはできません。
しかし、もう一人の命を救うために自らの命を捧げたライオンの無私の姿勢に似たようなことだったら、できるのではないでしょうか。
できる範囲で、他者のために自分の大切なものを差し出して、他者を助ける、あるいは他者に施すということは、何らかの形でできるはずですよね。

自分は何を捧げることができるだろう

誰でも自分の身を優先的に守りたいし、人よりも先に良い思いをしたいものです。
でも、そこでちょっと立ち止まって、「この楽しみを、自分より先に味わってもらいたい人は、誰だろう」と考えてみるのです。
私たちは、自分の知らないところで、実に多くの人のお世話になりながら生きています。その人に「どんな喜びを与えることができるだろうか」と、常日ごろから考えるようにしてみるのです。

もう、そう考えること自体が自分の喜びになって、人を喜ばせることが生きがいになってきたら、しめたものではないでしょうか。
その姿に、人は、「この人は、私のためにここまでのことをしてくれるのか」と感動します。その記憶は、決してなくなることがないでしょう。
こうして、一人、また一人と、感動してくれる人が増えていったら、いつかきっと、その報いとして、大きな幸せが自分に返ってくるはずです。

こんなことができる人の人生が、ゆたかに、そして幸せになっていかないはずがないではありませんか。

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ムズカシイことなんていらない

人は誰でも、何か事あるたびに、「自分の人生はなぜ思うようにならないのだろう」と考え、そして悩みます。
それは、能力や努力不足に問題があるのではなく、その人の考え方(思い込み)に起因するところが大きいと言えます。
本書には、私たちがなかなか気づかなかった、迷いからの脱出口を発見できるよう、できるだけヒントを挿入していったつもりです。

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